2025年1月19日で5周年を迎えます
6年目もよろしくお願いいたします
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本の虫の本
¥2,530
林 哲夫 著 / 能邨 陽子 著 / 荻原 魚雷 著 / 田中 美穂 著 / 岡崎 武志 著 / 赤井 稚佳 イラスト本とともに暮らし、本を血肉として生きてきた真性の「本の虫」5人衆がここに集結!ジャーナリズム、古本屋、新刊書店、装幀など、それぞれが活躍する領域で、本の世界にまつわるキーワードを並べ、自由気ままに解説する。本好きの心をくすぐるウンチク満載、次に読みたい本を見つけるブックガイドにもおすすめ。すべての本好きに贈りたい、本の世界を縦横無尽に楽しむための案内書。 【素材・成分】 紙 【生産地】 printed in Japan
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宮沢賢治の地学読本
¥2,420
現在は文学者として有名な宮沢賢治ですが、もともと彼は地学教師でもあり、その幻想的な作品の中には、地学の知識や表現がたくさんちりばめられています。「なんとなくロマンチック」「おしゃれで幻想的」と感じられる独特の表現の裏には、実は賢治の科学的知識や鋭い自然観察力が隠れていることも少なくありません。 本書は、地学のテーマがよく表れている賢治作品を引用しながら、楽しく地学を学べる人気シリーズ『宮沢賢治の地学教室』『宮沢賢治の地学実習』の第三弾。これまで、ごく一部しか引用できなかった賢治作品の中から、特に地学的にすぐれた5作品を厳選し、くわしい脚注・コラム解説とともに全文を掲載。賢治文学と地学の魅力に、どっぷり浸ることができます。シリーズ既刊で賢治の作品をもっと読んでみたいと思った方、これから賢治作品の新たな一面を知りたいという方にもぴったりです。 【素材・成分】 紙 【生産地】 printed in Japan
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奇妙で不思議な菌類の世界
¥2,420
ウェンジア・タンイラスト/リン・ボディ著/白水貴監訳/斉藤隆央訳子供も大人も楽しめるイラストブック 肉眼では見えず、動植物に比べると見過ごされがちな菌類。しかし、じつは私たちの生活や地球環境に大きくかかわっています。 本書では、きのこをはじめとする菌類の特異な生態、自然環境における重要な役割について、世界トップクラスの専門家が正確かつ平易に解説。最新の知見をふまえて、菌類たちの知られざる生態を丁寧に説明しています。 きのこ愛好家はもとより、自然好き、科学好きの好奇心を刺激してやまない、子供も大人も楽しめるイラストブック。 〈目次〉・菌類の世界・地球を緑で満たす・自然界のお助け役・胞子の旅・きのこの成長・菌類はどうやって食料を手に入れている?・菌類の戦争・きのこの森・子のう菌・食べられるもの……毒のもの・おとぎ話のようなきのこ・地衣類・明るい……暗い……光る・植物のパートナー・植物を殺す・菌類の食品・環境にやさしい菌類・動物の友だち・動物を殺す・きのこのマインドコントロール・わたしたちの体のなか・薬になる菌類・おどろきの化学者・家に侵入する・水のなかの菌類・とんでもなく大きな菌類・地球環境の変化・未来を救え・ことばの説明 訳者あとがき監訳者解説 さくいん 【素材・成分】 紙 【生産地】 中国
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みさと町立図書館分館
¥1,430
正直、ままならないことだらけの図書館業務。でも、まあまあ楽しい毎日です。 みさと町立図書館分館に勤める遥は、33歳独身の実家暮らし。本の貸借トラブル&クレーム対処をはじめ、家庭内の愚痴聞きや遺失物捜索など色々ある図書館業務は、ままならないことが多い。 でも小さな町の図書館分館では、訪れる人たちの生活が感じられる。理解もできる。だから、ここではちょっと優しくなれるのだ。 いなかの図書館を舞台に描かれる、小さな町のハートフル・ストーリー。 [装画] loundraw -著者紹介-高森 美由紀(Miyuki Takamori)1980年生。派遣社員。青森県出身、在住。著作に『ジャパン・ディグニティ』(第1回暮らしの小説大賞受賞/産業編集センター)、『おひさまジャム果風堂』、『お手がみください』(産業編集センター)がある。2017年ノベル大賞(集英社)受賞。 【素材・成分】 紙 【生産地】 日本
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羊毛フェルトの比重
¥1,760
〈概要〉手芸店・八戸クラフトに勤めて10年の紬(つむぎ)は、毎日の小さなモヤモヤにつぶされそうになっていた。リスペクトのない職場、ご都合主義の彼氏、微妙な親子関係…気にし始めたらキリがないから、すべてに慣れてしまうのがラクだ。すべてにフタをしながら生きていけばいいのだ。でも、手芸台につけられたタバコの焦げ跡を目にしたとき…このままでいいのか?30歳・紬の「自分を取り戻す」物語。 〈著者紹介〉髙森 美由紀(Miyuki Takamori)青森県出身。地元で勤務しながら創作活動を続ける。2014年『ジャパン・ディグニティ』で第1回暮らしの小説大賞受賞、2017年『花木荘のひとびと』で第84回ノベル大賞受賞。主な作品に『おひさまジャム果風堂』『お手がみください』『みさと町立図書館分館』『みとりし』『ペットシッターちいさなあしあと』(すべて産業編集センター刊)、『柊先生の小さなキッチン』(集英社オレンジ文庫)、『山の上のランチタイム』『山のふもとのブレイクタイム』(中央公論新社)など。 【素材・成分】 紙 【生産地】 日本
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[新版]ジャパン・ディグニティ
¥1,760
〈概要〉2023年9月全国公開映画「バカ塗りの娘」(出演:堀田真由、小林薫、坂東龍汰、宮田俊哉)原作小説。映画化に伴い、2014年刊行小説にアフターストーリーとなる42pの特別書き下ろし「あとは漆が上手くやってくれる」を加え、映画仕様の帯で新版として刊行! 〈あらすじ〉22歳の美也子は津軽塗職人の父と、デイトレーダーをしているオネエの弟との三人暮らし。母は、貧乏暮らしと父の身勝手さに愛想を尽かして出て行った。美也子はスーパーのレジ係の傍ら、家業である津軽塗を手伝っていたが、元来の内向的な性格と極度の人見知りに加え、クレーマーに苛まれてとうとうスーパーを辞める。しばらくの間、充実した無職ライフを謳歌していたが、やがて、津軽塗の世界に本格的に入ることを決めた。五十回ほども塗りと研ぎを繰り返す津軽塗。一人でこつこつと行う手仕事は美也子の性に合っていて、その毎日に張りを与え始める。父のもとで下積みをしながら、美也子は少しずつ腕を上げていき、弟の勧めで、オランダで開催される工芸品展に打って出ることに。 青森の津軽塗を通して紡ぐ、父娘の絆と家族の物語。 〈著者紹介〉髙森 美由紀(Miyuki Takamori)青森県出身。地元で勤務しながら創作活動を続ける。2014年『ジャパン・ディグニティ』で第1回暮らしの小説大賞受賞。2023年「バカ塗りの娘」として映画化。主な作品に『おひさまジャム果風堂』『お手がみください』『みさと町立図書館分館』『みとりし』『ペットシッターちいさなあしあと』『羊毛フェルトの比重』(すべて産業編集センター)、『藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房』(中央公論新社)など。 【素材・成分】 紙 【生産地】 日本